認定NPO法人 自然再生センター

活動紹介

ふれる・学ぶ

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「オゴノリング大作戦」事業
かつて、中海ではオゴノリなどの海藻を刈り取り、肥料として畑にまいて農作物を育てたり、良質な寒天の材料としての産業も盛んに行われていました。しかし、1950年代半ばごろに化学肥料が台頭するようになり、海藻の需要は激減し、農薬の影響で海藻そのものの生息も激減してしまいました。海藻は、生き物の棲み家の役目も果たす一方で、放置すると枯れてヘドロ化し水質に悪影響を及ぼします。肥料として定期的に刈り取られるこ...

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02

中海・宍道湖の食を広めよう会
中海・宍道湖流域の食材を使った料理で,地元漁師さんから流通しにくい食材を直接仕入れ食への関心を高めるとともに,会員・寄付へとつなげる貴重な機会となっています。斐伊川水系の上流から下流の森里川海の食材を使ったお料理は伝統的食文化を伝えるだけではなく,素材を大切にした味はおいしさと共に新しさがあり,地元の人にとっても新鮮な発見があります。当法人の活動を知らない方の入り口にもなっており、会員同士が交流す...

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03

天神川の水草刈り&生き物観察会
夏の恒例行事として地域の皆さんとの協働によって、天神川に繁殖した水草を刈り取ります。刈り取った水草は松江市内の畑へ搬入し、化学肥料に代わる土壌改善の資源として循環利用し、子どもたちに楽しく水辺に親しんでもらうための水質調査や生き物観察会も同時に実施します。「きれいにする」という課題解決から、リピーターも増え、水辺に親しんでもらう事業になりました。企業の社会貢献という視点から、中国電力松江営業所の皆...

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04

次世代につなぐ環境教育
松徳学院との探求学習中等部では宍道湖につながる天神川の水草刈りと、その川を守る地域の方々へのインタビューを行うことで、地域の水文化を理解し課題発見をします。その水草は地元企業の協力により畑に運んでいただきます。畑に水草をまくことで土壌改善を行います。高等部ではその畑について学び・課題解決をしながら作物を育てていきます。オゴノリングの水草バージョンとして新たなリングをつくり、学校の中だけでは学ぶこと...

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